「寝ていたはずなのに急に泣き出した…」
「目を閉じたまま泣いているけど起こした方がいい?」
「毎晩のように泣くけど大丈夫なのかな?」
赤ちゃんが寝ている途中で突然泣き出すと、病気ではないかと心配になる方も多いのではないでしょうか。
実は、赤ちゃんが寝ながら泣くことは珍しいことではありません。睡眠サイクルや成長による変化が関係している場合が多く、ほとんどは心配のないケースです。
この記事では、
赤ちゃんが寝ている時に突然泣く理由
寝言泣きと夜泣きの違い
泣いた時の対処法
病院を受診した方がよいケース
について分かりやすく解説します。
赤ちゃんが寝ている時に突然泣くのはよくあること
新生児から1歳頃までは、寝ている途中で突然泣くことはよくあります。
赤ちゃんは大人よりも睡眠サイクルが短く、眠りが浅くなるタイミングが何度もあるためです。
また、成長とともに脳や神経が発達することで、一時的に寝言のように泣いたり、体を動かしたりすることもあります。
数秒から数分程度で再び眠るようであれば、過度に心配する必要はありません。
赤ちゃんが寝ながら突然泣く主な理由
睡眠サイクルが浅くなった
赤ちゃんの睡眠は40〜60分ほどで浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。
眠りが浅くなったタイミングで少し泣いたり、体を動かしたりすることは珍しくありません。
そのまま自分で再び眠ることも多くあります。
寝言泣き
寝言泣きとは、寝たまま数秒〜数分ほど泣く現象です。
目を閉じたまま泣いたり、小さな声を出したりすることがありますが、多くは自然に落ち着きます。
無理に起こしてしまうと、かえって目が覚めてしまうこともあるため、まずは様子を見ることが大切です。
お腹が空いた・おむつが気持ち悪い
空腹やおむつの不快感によって目が覚め、泣くこともあります。
特に新生児や月齢の低い赤ちゃんは授乳間隔が短いため、夜中に何度も起きることがあります。
暑い・寒いなど寝る環境
室温や湿度が合っていないと、眠りが浅くなって泣いてしまうことがあります。
快適に眠れる環境の目安は、
- 室温:20〜25℃
- 湿度:40〜60%
程度とされています。
服を着せすぎたり、掛け布団が暑すぎたりしないかも確認してみましょう。
夜泣き
生後6〜12か月頃になると、夜泣きが始まる赤ちゃんもいます。
はっきりした原因は分かっていませんが、脳の発達や生活リズムの変化などが関係していると考えられています。
寝言泣きよりも長く泣き続けることが多く、抱っこや授乳で落ち着くケースもあります。
寝言泣きと夜泣きの違い
寝ながら泣く原因には「寝言泣き」と「夜泣き」があります。
それぞれ特徴が異なるため、違いを知っておくと慌てず対応できます。
| 比較項目 | 寝言泣き | 夜泣き |
|---|---|---|
| 泣く時間 | 数秒〜数分 | 数十分続くこともある |
| 目の状態 | 閉じたままが多い | 目を覚ますことが多い |
| 対応 | まず様子を見る | 抱っこや授乳が必要なこともある |
| 頻度 | 月齢を問わず見られる | 生後6〜12か月頃に多い |
赤ちゃんが突然泣いた時の対処法
まずは少し様子を見る
寝言泣きの場合は、自分で再び眠ることも少なくありません。
すぐに抱き上げるのではなく、1〜2分ほど様子を見てみましょう。
お腹やおむつを確認する
泣き続ける場合は、
- お腹が空いていないか
- おむつが汚れていないか
を確認しましょう。
月齢の低い赤ちゃんでは、授乳が必要なこともあります。
優しくトントンする
抱っこする前に、背中や胸を優しくトントンしたり、声をかけたりするだけで安心して眠ることもあります。
刺激を与えすぎないよう、優しく対応するのがポイントです。
寝る環境を見直す
室温や湿度、部屋の明るさ、生活音なども確認しましょう。
静かで暗く、快適な環境を整えることで眠りやすくなります。
夜泣きを減らすためにできること
夜泣きを完全になくすことは難しいですが、生活リズムを整えることで眠りやすくなる場合があります。
例えば、
- 毎日できるだけ同じ時間に起きる
- 昼間はしっかり遊ぶ
- お昼寝を長くしすぎない
- 寝る前は部屋を暗くして静かに過ごす
- お風呂や絵本など、寝る前の習慣を作る
といったことを意識してみましょう。
病院を受診した方がよいケース
寝ながら泣くことの多くは心配ありませんが、次のような場合は医療機関へ相談しましょう。
発熱している
呼吸が苦しそう
嘔吐を繰り返す
顔色が悪い
泣き方がいつもと明らかに違う
何時間も泣き止まない
ぐったりしている
普段と様子が違うと感じた場合は、無理に様子を見続けず、小児科へ相談することをおすすめします。
まとめ
赤ちゃんが寝ている途中で突然泣くことは珍しくなく、多くは睡眠サイクルや寝言泣きなど成長に伴う自然な現象です。
まずは慌てず様子を見て、お腹やおむつ、寝る環境を確認してみましょう。
一方で、発熱や呼吸の異常など普段と違う様子が見られる場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。
赤ちゃんの睡眠には個人差があります。焦らず成長を見守りながら、親子ともに無理のないペースで過ごしていきましょう。




