「パパいや!ママがいい!」
子どもにそう言われて、ショックを受けた経験があるパパは少なくありません。
一方でママも、
「私じゃないと泣き止まない…」
「パパにももっと子どもと関わってほしい」
と悩むことがあるでしょう。
実は、「パパいや!ママがいい!」は、多くの子どもに見られる自然な成長の一つです。
必ずしもパパが嫌いというわけではなく、その時期ならではの心理が関係していることも少なくありません。
この記事では、「パパいや!ママがいい!」と言う理由や年齢別の特徴、今日からできる対処法を分かりやすく解説します。
パパいや!ママがいい!はよくあること

子どもが「ママがいい!」と言うと、パパは「嫌われてしまったのでは」と感じるかもしれません。
しかし、多くの場合は成長過程で見られる自然な反応です。
特に乳幼児期は、一番安心できる相手を求める時期でもあります。
眠いとき
疲れているとき
体調が悪いとき
不安なとき
などは、普段以上にママを求める子どもも多くいます。
「パパが嫌い」というよりも、「今はママに甘えたい」という気持ちの表れであることがほとんどです。
パパいや!ママがいい!になる主な理由
ママに安心感を感じている
赤ちゃんや幼児は、長い時間一緒に過ごしている人に安心感を抱きやすい傾向があります。
授乳や寝かしつけ、お世話をする時間が長いママは、子どもにとって安心できる存在です。
不安になったときほど、「ママがいい」と言うことがあります。
人見知りや後追いの影響
生後7〜10か月頃になると、人見知りや後追いが始まる子もいます。
この時期は、
- ママが離れると泣く
- パパに抱っこされると泣く
- 知らない人を怖がる
といった様子が見られることがあります。
これは愛着が育っている証でもあり、多くの場合は成長とともに落ち着いていきます。
甘えたい気持ちの表れ
子どもは疲れたり眠くなったりすると、最も安心できる相手を求めます。
そのため、
「今日はママじゃないと嫌!」
と言う日があっても不思議ではありません。
機嫌が良いときはパパと楽しく遊べる子でも、眠い時間帯になるとママを求めることがあります。
パパと過ごす時間が少ない
仕事などでパパと過ごす時間が少ない家庭では、子どもがパパに慣れるまで時間がかかることがあります。
一緒にいる時間が短いだけで、決して嫌われているわけではありません。
毎日の関わりを少しずつ増やすことで、親子の距離は縮まっていきます。
年齢別の対応方法
0〜1歳
この時期は無理にパパへ預けようとしなくても大丈夫です。
まずは、
- 抱っこ
- おむつ替え
- お風呂
- ミルク
- 絵本の読み聞かせ
など、短い時間でもパパが積極的に関わることが大切です。
毎日の積み重ねが安心感につながります。
2〜3歳
イヤイヤ期と重なることもあり、「ママがいい!」と言うことが増える時期です。
この頃は、パパならではの遊びを楽しむのがおすすめです。
例えば、
- 公園で思い切り体を動かす
- ボール遊び
- 積み木
- 工作
など、子どもが「パパと遊ぶと楽しい」と感じられる時間を増やしていきましょう。
4〜6歳
幼稚園や保育園に通い始めると、自分の気持ちを言葉で伝えられるようになります。
子どもの話をしっかり聞き、
「今日は何して遊んだの?」
「楽しかった?」
と会話を楽しむ時間を増やすことも大切です。
一緒に遊ぶだけでなく、話を聞いてくれる存在になることで信頼関係が深まります。
パパができること
毎日少しでも関わる
長時間遊ぶ必要はありません。
毎日10〜15分でも、
- 絵本を読む
- お風呂に入る
- 寝かしつけをする
- 一緒に散歩する
など、毎日同じ時間に関わることで安心感が育っていきます。
パパだけの楽しみを作る
「パパとだからできること」があると、子どもも楽しみにするようになります。
例えば、
- 公園へ行く
- キャッチボールをする
- ブロック遊び
- 電車を見に行く
- 一緒に料理をする
などがおすすめです。
焦らない
「なんでパパじゃダメなの?」
と無理に聞いたり、落ち込んだ様子を見せたりすると、子どもも戸惑ってしまいます。
「今日はママがいいんだね。」
くらいの気持ちで受け止めることが大切です。
ママができること
子どもの気持ちを受け止める
「ママがいいんだね。」
と、まずは気持ちを受け止めましょう。
無理にパパへ引き渡そうとすると、余計に泣いてしまうことがあります。
パパを悪者にしない
「パパなんだから我慢して」
「パパがかわいそう」
などと言う必要はありません。
子どもの気持ちを否定せず、少しずつパパとの時間を増やしていきましょう。
パパを自然に頼る
例えば、
「パパとお風呂入ってきてくれる?」
「パパと絵本読んでみようか。」
など、自然な流れでパパと過ごす機会を作るのがおすすめです。
やってはいけない対応
子どもが「パパいや!」と言ったときは、次のような対応は避けましょう。
- 無理にパパへ預ける
- 「パパがかわいそう」と責める
- パパが傷ついて距離を置く
- ママがすべて対応してしまう
焦って関係を改善しようとすると、かえって逆効果になることがあります。
パパいや!ママがいい!はいつまで続く?
個人差はありますが、多くの子どもは成長とともに少しずつ落ち着いていきます。
特に、
- 人見知りが落ち着く頃
- イヤイヤ期を過ぎる頃
- 幼稚園や保育園に慣れてくる頃
には、パパとも自然に過ごせるようになる子が増えてきます。
焦らず見守ることが大切です。
こんな場合は相談も検討しよう
「パパいや!」は自然なことですが、次のような場合は専門機関へ相談してみてもよいでしょう。
- 家族全員を極端に拒否する
- 強い不安やパニックが続く
- 発達面で気になることがある
- 日常生活に支障が出ている
気になることがあれば、小児科や地域の子育て相談窓口へ相談してみましょう。
まとめ
「パパいや!ママがいい!」は、多くの子どもが成長の過程で経験する自然な反応です。
パパが嫌いというわけではなく、
一番安心できる存在だから
甘えたい気持ちがあるから
成長段階によるもの
など、さまざまな理由があります。
無理に改善しようとせず、毎日少しずつパパと過ごす時間を増やしていくことが大切です。
子どもの気持ちを尊重しながら、家族みんなで温かく見守っていけば、親子の信頼関係は少しずつ深まっていくでしょう。




