夜中に何度も目を覚ましてしまう
まとまって寝てくれない
と悩んでいる保護者は少なくありません。
赤ちゃんだけでなく、幼児や小学生になってからも夜中に起きる子どもはいます。睡眠不足が続くと、子どもだけでなく保護者の負担も大きくなるため、原因や対処法を知っておくことが大切です。
この記事では、子どもが夜中に何度も起きる主な原因や年齢別の特徴、家庭でできる対策、病院を受診する目安について解説します。
子どもが夜中に何度も起きるのは珍しいことではない
子どもの睡眠は成長とともに変化します。
乳幼児は睡眠のリズムが未熟なため夜中に目を覚ましやすく、成長してからも環境や生活習慣などが影響して夜中に起きることがあります。
一時的なものであれば過度に心配する必要はありません。
年齢別に考えられる原因
0〜1歳頃
この時期は授乳やミルク、おむつ替えが必要になるため、夜中に起きることは自然なことです。
また、睡眠リズムがまだ整っておらず、眠りが浅い時間帯に目を覚ますこともあります。
1〜3歳頃
昼寝の時間が長すぎたり、生活リズムが乱れたりすると、夜中に起きやすくなることがあります。
さらに、夜驚症(やきょうしょう)や寝言、寝ぼけなどが見られる子どももいます。
4〜6歳頃
保育園や幼稚園での出来事、環境の変化、ストレスなどが睡眠へ影響することがあります。
夢を見て怖くなったり、トイレに行きたくなったりして目が覚めるケースもあります。
小学生
学校生活や習い事による疲れ、ゲームやスマートフォンの使用、就寝時間の遅れなどが睡眠の質を下げることがあります。
睡眠不足が続くと、翌日の集中力にも影響する可能性があります。
子どもが夜中に起きる主な原因
睡眠リズムが整っていない
毎日の就寝時間や起床時間がバラバラだと、体内時計が乱れやすくなります。
昼寝の影響
年齢に合わない長時間の昼寝や夕方遅い時間の昼寝は、夜の睡眠へ影響することがあります。
ストレスや不安
入園・入学、進級、引っ越しなど、環境の変化によるストレスが睡眠に影響することがあります。
寝室の環境
室温が暑すぎたり寒すぎたりすると、眠りが浅くなり、途中で目を覚ましやすくなります。
照明やテレビの音も睡眠の妨げになることがあります。
病気や体調不良
鼻づまりや咳、発熱、アレルギーなどが原因で眠れない場合もあります。
いびきが強い場合は、睡眠時無呼吸症候群などが隠れている可能性もあるため注意が必要です。
家庭でできる対策
毎日同じ時間に寝起きする
休日もできるだけ生活リズムを崩さないことが大切です。
体内時計が整いやすくなります。
寝る前はリラックスして過ごす
絵本を読んだり、静かな音楽を聴いたりするなど、落ち着いて過ごせる時間を作りましょう。
寝る前のスマートフォンやタブレットを控える
スマートフォンやタブレットから出る光は、眠気を促すホルモンの分泌に影響を与えることがあります。
寝る1時間前を目安に使用を控えるのがおすすめです。
昼間は体を動かす
外遊びや運動を取り入れることで、夜に自然な眠気を感じやすくなります。
寝室の環境を整える
静かで暗く、快適な室温を保つことで眠りやすい環境になります。
病院を受診したほうがよいケース
次のような場合は、小児科へ相談しましょう。
夜中に何度も起きる状態が長期間続いている
激しいいびきをかく
呼吸が止まるような様子がある
日中も強い眠気や機嫌の悪さが続く
発熱や咳など体調不良を伴う
子どもの成長や生活に支障が出ている
必要に応じて耳鼻咽喉科や小児科で詳しい検査を受けることもあります。
よくある質問
子どもは何歳頃から朝まで寝るようになりますか?
個人差がありますが、乳幼児期を過ぎるにつれてまとまって眠れる時間は長くなる傾向があります。
ただし、体調や生活環境によって一時的に夜中に起きることもあります。
夜中に起きたら抱っこしたほうがいいですか?
年齢や状況によります。
まずは優しく声をかけたり、背中をさすったりして安心させることから始めましょう。
昼寝をやめたほうがいいですか?
昼寝は子どもの成長に必要です。
ただし、年齢に合わない長時間の昼寝や夕方遅い時間の昼寝は、夜の睡眠へ影響することがあります。
まとめ
子どもが夜中に何度も起きる原因は、睡眠リズムの乱れや生活習慣、ストレス、体調などさまざまです。
多くは成長とともに改善しますが、長期間続く場合や、いびき・呼吸の異常・日中の強い眠気などが見られる場合は、小児科へ相談すると安心です。
まずは生活リズムや寝室環境を見直し、子どもが安心して眠れる環境づくりを心がけましょう。





