新幹線に赤ちゃん連れで乗った本音——指定席・グリーン車・多目的室、そして周囲の目線

新幹線 おでかけ

「ついに来た、初めての赤ちゃん連れ新幹線!」

カメラを首から下げて、実家への帰省旅行に出発。東京駅のホームで「さあ行くぞ」と気合いを入れたはずなのに…数時間後には「二度とやりたくない!」と頭を抱えていました(笑)。

この記事では、新幹線に赤ちゃんを連れて乗ったリアルな体験談と、「結局どこに座るのがラクだったのか?」をパパ目線でまとめます。

まずは“失敗談”から

指定席で隣に気を遣いすぎた

安心のために指定席をとったけれど、隣は一人で静かに読書していたお兄さん。赤ちゃんがちょっと泣くだけで「すみません…」を心の中で100回。景色を見る余裕なんてゼロでした。

グリーン車は快適なはずが…

グリーン車

「奮発してグリーン車!」と勇んでみたら、静けさゆえに泣き声がやけに響く…。視線が気になって、ほとんどデッキで抱っこしていました。快適なのはシートじゃなく、むしろ周囲の落ち着き具合だけでした(笑)。

多目的室に救われた瞬間

どうしても泣き止まないとき、車掌さんに声をかけて案内された多目的室。あの小さなプライベート空間は本当にありがたくて、家族でほっと一息つけました。

荷物との戦いは避けられない

ベビーカーを持っていくかどうかは大きな悩み。

折りたたんでも荷物になるし、畳まなければデッキで邪魔になる。結局「ベビーカー+抱っこ紐+カメラバッグ」の三種の神器を抱えて、まるで帰省というより“冒険遠征”のような格好に。

旅行の写真は笑顔なのに、実際の背中は完全にリュック二つ背負った小学生状態でした。

我が家の“座席戦略”

  • 短距離(〜1.5時間):指定席で様子見。泣いたら即デッキに避難。
  • 中距離(2〜3時間):指定席+デッキ近くの通路側がベスト。
  • 長距離(3時間以上):思い切ってグリーン車か、空いていれば自由席で広めに確保。

大事なのは「どこに座るか」よりも、逃げ道を確保しておくことでした。

周囲の目線とどう向き合うか

赤ちゃん連れだと、つい周りの視線を気にしてしまいます。でも実際には「大変だね、頑張って」と声をかけてくれる人も。

あるおばあちゃんに「うちの孫も同じだったわよ」と笑われて、それだけで気持ちが軽くなりました。

敵だと思っていたのは、実は自分の不安だけだったのかもしれません。

まとめ——“快適”より“笑って終われる”旅を

新幹線に赤ちゃんを連れていくと、どうしたってハプニングは起こります。指定席もグリーン車も万能じゃないけれど、「泣くときは泣く」と割り切った方が親も楽。

一番大事なのは、目的地に着いたとき「大変だったけど楽しかったね」と家族で笑えること。

次の帰省も、カメラ片手にドタバタごと写真に残して、思い出に変えていこうと思います。

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