ベビーサークルは“檻”か“平和”か——パパのリビング攻防戦

ベビーサークル グッズ

赤ちゃんがハイハイで突進してきた頃、我が家のリビングはまるでアスレチック。カメラ三脚に向かって一直線、観葉植物を倒し、コンセントに突撃…。

カメラ好きパパとしては「その探検心は素晴らしいけど、機材と君の安全が心配だよ!」と毎日ツッコミを入れていました。

そんなとき頭に浮かんだのがベビーサークル。でも、設置する前から自分の中で葛藤があったんです。

「これって檻みたいじゃない?」
「いやいや、親の心の平和のためなんじゃ?」

最初は“いらない派”だった

正直、リビングにどーんとサークルがある光景を想像するとテンションが下がりました。インテリア的にも微妙だし、子どもの自由を奪う気がして「うちは使わなくても大丈夫」と思っていたんです。

周りのパパ友やSNSでも「必要ないよ」「家具配置で工夫すればOK」という声も多く、ますます「いらない派」に傾いていました。

一時的に使ってみたら

赤ちゃんとママ

でもある日、料理中に赤ちゃんが足元に突進してきて、包丁を持ったままヒヤリ…。

「これはさすがに危ない」と思い、試しにサークルを設置してみることにしました。

常時入れっぱなしではなく、“ちょっと目を離す時専用”として。

すると10分でも安心して遊んでくれるだけで、親の気持ちに余裕ができました。

宅配対応中にハイハイで玄関へ突進しない
洗濯物を干している間も安心
トイレに行くときも慌てなくていい

「なるほど、これは“檻”じゃなくて“避難所”だな」と感じました。

常時使わなかった理由

便利さを感じつつも、我が家では結局“常設”はしませんでした。

サークルを置くとリビングが狭くなる
子どもがすぐ「出して〜」とアピールする
親も「ずっと中にいさせるのは違うな」と感じた

結果、「必要なときだけ組み立てる」「普段は畳んでおく」というスタイルに落ち着きました。

周囲の声と世代のギャップ

SNSの一部では「檻みたいでかわいそう」という意見もよく目にします。

一方、同世代のパパ友は「いや、あれは文明の利器だよ」と即答(笑)。

世代や育児スタイルによって賛否が分かれるけれど、実際に使った僕としては「かわいそうかどうか」より「親子が安全で笑顔でいられるか」が大事だと感じました。

パパ的結論

ベビーサークルは“檻”ではなく“セーフティーネット”

常時入れっぱなしにしなくても、短時間の利用だけで十分効果がありました。

うちでは「サッと出してサッと片づける」使い方の方が合っていましたが、家庭によっては常設した方が安心というケースもあるでしょう。

結局のところ、正解は一つじゃないんですよね。

リビングの真ん中にサークルがあっても、そこからニコニコと手を振ってくれる我が子を見たら、「これは檻じゃなくて、家族の平和を守る小さなお城だな」と思えました。

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