赤ちゃんとのドライブは初めてのことがたくさん。
いろんな表情を見ることがママパパの楽しみになっていたりしますよね!
チャイルドシートは基本的に赤ちゃんを後ろ向きに乗せることが推奨されていますが、いつ前向きに切り替える時期なのかは、多くのママパパが気になるポイントなのではないでしょうか。
この記事では、赤ちゃんが後ろ向きから前向きに切り替わる適切なタイミングを押さえ、安全性を保つためのポイントをまとめてみました。
月齢や安全基準など、違いや使い方を正しく把握し、安全で快適な楽しいドライブを楽しんでくださいね。
チャイルドシートは後ろ向き装着が基本
なぜ後ろ向き装着が推奨されるのか
後ろ向き装着は、事故の際に子どもの頭部や首への衝撃を分散させ、重傷のリスクを大幅に減らすことができます。特に、首の筋肉が発達していない新生児から1歳頃までは、後ろ向き装着が推奨されています。
後ろ向き装着の期間
一般的には、少なくとも1歳までは後ろ向きでの使用が推奨されています。可能な限り、4歳頃まで後ろ向きで使用できるチャイルドシートを選ぶのがおすすめです。
後ろ向き装着の注意点
車種によっては、シートの形状やサイズによって後ろ向き装着ができない場合があります。購入前に必ず、お使いの車種との適合を確認しましょう。
チャイルドシートの選び方とポイント
安全基準をチェック
チャイルドシートを選ぶ際には、ECER44/04やR129(i-Size)などの安全基準に適合しているかを確認しましょう。特にR129は、より安全性の高い基準となっています。
ISOFIX対応かどうか
ISOFIXは、チャイルドシートを車に簡単にしっかりと固定できるシステムです。取り付けミスを防ぎ、安全性を高めることができます。
回転式か否か
回転式のチャイルドシートは、子どもの乗せ降ろしが非常に楽になります。特に、新生児から使用する場合や、頻繁に車に乗せる場合には便利です。
価格帯と機能のバランス
高価格帯チャイルドシートのメリット
高価格帯のチャイルドシートは、安全性能が高いだけでなく、素材や機能性が優れていることが多いです。例えば、衝撃吸収性に優れた素材や、通気性の良い素材が使われていることがあります。
低価格帯チャイルドシートの選び方
低価格帯のチャイルドシートでも、安全基準を満たしていれば安心して使えます。ただし、機能や素材が限られる場合もあるため、用途や予算に合わせて選びましょう。
チャイルドシート後ろ向きのメリット
後ろ向きの方が安全な理由
自動車事故は、正面衝突が最も多いという統計結果が出ています。チャイルドシートを後ろ向きに設置することで、正面衝突時に発生する衝撃を子供の背中全体で受け止め、頭や首への負担を大きく軽減することができます。特に、乳幼児は頭が大きく、首や骨格が未発達であるため、後ろ向きチャイルドシートの使用は大きな安全性を提供します。
事故のリスクを減らすために
交通事故はいつどこで発生するかわからないものです。万が一の事故発生時に備え、チャイルドシートを正しく使用することで、子供への被害を最小限に抑えることが重要です。特に、発達段階にある乳幼児期の子供にとって、チャイルドシートを後ろ向きに設置することは、安全性を確保するために非常に重要な対策となります。
子供の身体の未熟さを補う
乳幼児期は、身体の様々な部分が未発達な状態です。特に、首や背骨を支える筋肉は成長段階にあり、強い衝撃を受けると深刻な怪我に繋がる可能性があります。チャイルドシートを後ろ向きで使用することで、子供の未発達な首や背骨を衝撃から効果的に保護することができます。
チャイルドシート前向きはいつから?
前向きに切り替える目安
チャイルドシートを前向きに切り替える目安として、一般的には1歳頃からが推奨されています。ただし、年齢はあくまで目安の一つであり、体重や身長といった子供の成長段階も考慮する必要があります。
なぜ1歳頃が目安とされるのか?
1歳頃は、多くの子供がある程度首や背骨がしっかりしてくる時期であり、チャイルドシートの後ろ向き姿勢を長時間維持することが難しくなる場合があるためです。また、体重や身長も増加し、チャイルドシートの後ろ向き使用の制限を超える可能性が出てくるため、前向きへの切り替えを検討する時期として挙げられます。
体格に応じた切り替え方
チャイルドシートの取扱説明書には、身長や体重に基づいた前向き使用への切り替え基準が明記されています。子供の身長や体重がその基準に達した時点で、前向きへの切り替えを検討しましょう。
商品ごとの適用条件
チャイルドシートのメーカーやモデルによって、前向きに切り替えるための基準となる身長や体重、年齢は異なります。そのため、チャイルドシートを購入する際には、子供の成長段階に合わせて適切なモデルを選択し、取扱説明書をよく確認することが大切です。
前向きに切り替える手順
手順1:身長と体重を測る
チャイルドシートを前向きに切り替える前に、まず子供の身長と体重を正確に測定しましょう。成長の度合いを把握することで、安全な切り替え時期を判断する上で重要な情報となります。
手順2:取扱説明書を確認
使用しているチャイルドシートの取扱説明書をよく読み、前向き使用への切り替えに関する記載を確認しましょう。取扱説明書には、身長や体重の基準、切り替え方法などが詳しく説明されています。
手順3:適用条件に従って判断
測定した子供の身長と体重が、取扱説明書に記載されている前向き使用の適用条件を満たしているかを確認します。条件を満たしている場合、安全に前向きへと切り替えることができます。
まとめ
チャイルドシートの前向きへの切り替えは慎重に
チャイルドシートを前向きに切り替えるタイミングは、子供の安全に大きく関わります。子供の成長段階を考慮し、適切な時期を見極めることが重要です。焦らずに、安全を最優先に、慎重に切り替えを進めましょう。
後ろ向きをできるだけ長く
チャイルドシートは、後ろ向きで使用できる期間が長いほど、子供にとって安全です。可能な限り、後ろ向きでの使用期間を延ばすように心がけましょう。子供の安全を第一に考え、安全対策を万全に行いましょう。