手づかみ食べの冷凍・作り置き|保存期間と解凍方法、おすすめメニュー

手づかみ食べのストック 離乳食

手づかみ食べが始まると、毎食「自分で持って食べられるもの」を用意するのが大変ですよね。

おやきやハンバーグ、やわらかく加熱した野菜などは、1回分ずつ冷凍しておくと食事の準備が楽になります。ただし、離乳食は大人の作り置き以上に衛生面への注意が必要です。

手づかみ食べを冷凍する場合は、清潔な環境で十分に加熱し、1回分ずつ小分けして、1週間を目安に使い切るようにしましょう。食べるときは自然解凍ではなく、中心まで十分に再加熱します。

この記事では、手づかみ食べの冷凍方法や保存期間、冷凍に向くメニュー、忙しいときに無理なく続けるコツを紹介します。

子どもの発達や食べられる量、食材の進み方には個人差があります。月齢だけで判断せず、普段食べている食材や形状を基準にしてください。食物アレルギーや離乳食の進め方に不安がある場合は、医師や管理栄養士などに相談しましょう。

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  1. 手づかみ食べは冷凍・作り置きできる
  2. 手づかみ食べを冷凍する5つの手順
    1. 1.手や調理器具を清潔にする
    2. 2.中まで十分に加熱する
    3. 3.1回分ずつ小分けして粗熱を取る
    4. 4.くっつかないように冷凍する
    5. 5.食材名と冷凍日を書く
  3. 冷凍した手づかみ食べの保存期間は1週間が目安
    1. 2週間分をまとめて作ってもいい?
  4. 冷凍した手づかみ食べの解凍・再加熱方法
    1. 電子レンジで解凍する場合
    2. フライパンや鍋で温める場合
    3. 自然解凍は避ける
    4. 解凍したものは再冷凍しない
  5. 冷凍に向いている手づかみ食べ
    1. 野菜スティック
    2. 野菜おやき
    3. 軟飯のおやき
    4. 鶏肉と豆腐のハンバーグ
    5. 小さなパンケーキ
  6. 冷凍に向かない食材・食感が変わりやすい食材
  7. 作り置きは3種類くらいから始めると続けやすい
    1. 1週間の使い方例
  8. 冷凍ストックにあると便利なもの
  9. 冷凍しても手づかみ食べをしないときは?
  10. 手づかみ食べを作り置きするときの注意点
    1. 子どもに合った硬さと大きさにする
    2. 食事中は子どもから目を離さない
    3. 初めての食材を作り置きに混ぜない
    4. 1歳未満にはちみつを使わない
  11. 手づかみ食べの冷凍・作り置きに関するよくある質問
    1. 手づかみ食べは何日くらい冷凍できますか?
    2. 冷凍したおやきは自然解凍できますか?
    3. 冷蔵で作り置きしても大丈夫ですか?
    4. 解凍したものをもう一度冷凍できますか?
    5. 冷凍するとパサパサになるときはどうすればいいですか?
    6. 毎週作り置きするのが大変です
  12. まとめ

手づかみ食べは冷凍・作り置きできる

手づかみ食べに使う料理の多くは、冷凍保存が可能です。

特に、おやきや小さなハンバーグのように一度に複数個を作れるメニューは、冷凍ストックと相性がよいでしょう。野菜スティックや軟飯のおにぎりなども、食材や調理方法を選べば冷凍できます。

冷凍しておけば、食べる分だけ取り出して再加熱できるため、3回食が始まったあとの負担を減らせます。

ただし、冷凍すればいつまでも安全に保存できるわけではありません。赤ちゃんは細菌への抵抗力が十分ではないため、保存方法と解凍方法を守ることが大切です。

項目基本の目安
冷凍するタイミング調理後、長く室温に置かずに冷凍する
保存方法清潔な容器で1回分ずつ小分けする
保存期間1週間を目安に使い切る
解凍方法電子レンジや鍋で中心まで十分に再加熱する
自然解凍避ける
再冷凍しない
食べ残し保存せず処分する

手づかみ食べを冷凍する5つの手順

1.手や調理器具を清潔にする

調理を始める前に手を洗い、包丁、まな板、ボウル、保存容器などを清潔な状態にします。

生の肉や魚を切った器具をそのまま加熱後の食材に使うと、細菌が付着する可能性があります。生ものに触れたあとは手を洗い、器具も洗浄してから使いましょう。

保存容器はよく洗い、水分が残っていないものを使用します。

2.中まで十分に加熱する

肉や魚、卵を使ったメニューは、中までしっかり火を通します。

厚みのあるハンバーグやおやきは、表面が焼けていても中心が生のことがあります。小さく薄めに成形すると、火が通りやすく、解凍するときの加熱ムラも減らせます。

厚生労働省は、家庭での食中毒予防として、加熱する食品は中心部を75℃で1分間以上加熱することを目安にしています。

3.1回分ずつ小分けして粗熱を取る

調理したものは清潔な皿や浅い容器に分け、長時間室温に放置しないようにします。

大量に重ねたままだと中心まで冷めにくいため、おやきやハンバーグは重ならないように並べましょう。湯気が落ち着いたら、速やかに冷凍します。

食べかけや、一度子どもの口に触れたものは冷凍できません。

4.くっつかないように冷凍する

おやきやハンバーグ、野菜スティックは、1個ずつ間隔を空けて並べ、ラップをかけて冷凍します。

完全に凍ってからフリーザーバッグへ移すと、必要な個数だけ取り出しやすくなります。1回分ずつラップに包んでから保存袋に入れる方法でも構いません。

空気に触れると乾燥や冷凍焼けが起こりやすいため、保存袋の空気はできるだけ抜いておきましょう。

5.食材名と冷凍日を書く

保存容器やフリーザーバッグには、食材名と冷凍した日付を記入します。

見た目が似ているストックが増えると、いつ作ったものか分からなくなりがちです。「野菜おやき・8月13日」のように書いておくと、古いものから使えます。

冷凍した手づかみ食べの保存期間は1週間が目安

家庭で作った離乳食は、冷凍後1週間を目安に使い切りましょう

冷凍庫に入れていても、開閉による温度変化や乾燥によって少しずつ品質が低下します。赤ちゃんは大人よりも細菌への抵抗力が弱いため、大人向けの冷凍作り置きと同じ感覚で長期間保存するのは避けた方が安心です。

次のような状態が見られた場合は、1週間以内でも使用を控えます。

いつ冷凍したか分からない
一度溶けた可能性がある
霜が大量に付いている
変色や乾燥が目立つ
においや見た目に違和感がある

「加熱すれば大丈夫」と判断せず、少しでも不安があれば処分しましょう。

2週間分をまとめて作ってもいい?

離乳食は1週間を目安に使い切ることが推奨されているため、基本的には1週間で食べ切れる量を作るのがおすすめです。

たくさん作りすぎるよりも、「主食1種類・主菜1種類・野菜1種類」のように絞ると、作業量を抑えながら使い切りやすくなります。

毎週の作り置きが負担になる場合は、すべてを手作りしようとせず、市販品や調理不要の食材を組み合わせても問題ありません。

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冷凍した手づかみ食べの解凍・再加熱方法

電子レンジで解凍する場合

冷凍したものを耐熱容器に移し、ラップやふたをして電子レンジで加熱します。

電子レンジは加熱ムラが起こりやすいため、一度に長く加熱するのではなく、短時間ずつ様子を見ながら加熱しましょう。おやきやハンバーグは途中で裏返すと、中心まで温まりやすくなります。

加熱後は中心まで熱くなっていることを確認し、食べさせる前に適温まで冷まします。外側が冷めていても、中心だけ熱い場合があるため注意してください。

冷凍によるパサつきが気になる場合は、少量の水やだしを加えてから加熱すると、やわらかさが戻りやすくなります。

フライパンや鍋で温める場合

フライパンを使う場合は、少量の水を加えてふたをし、蒸すように温めます。表面だけ焦げないよう、弱火で中まで加熱しましょう。

スープやあんを一緒に使うメニューは、鍋で全体がしっかり熱くなるまで温める方法もあります。

自然解凍は避ける

冷凍した離乳食を室温に置いて自然解凍すると、温度が上がる途中で細菌が増える可能性があります。

農林水産省は、冷凍保存した離乳食は十分に再加熱してから食べさせるよう案内しています。市販品で「自然解凍可能」と表示された商品を除き、家庭で作った手づかみ食べは凍った状態から再加熱しましょう。

解凍したものは再冷凍しない

一度解凍したものや、再加熱後に残ったものは再冷凍しません。

子どもの唾液が付いた食べ残しには細菌が付着している可能性があるため、冷蔵庫へ戻さず処分しましょう。食べ切れる量だけ取り出すことが、食品ロスを防ぐことにもつながります。

冷凍に向いている手づかみ食べ

冷凍ストックには、加熱後も形が崩れにくく、再加熱しても食感が大きく変わりにくいものが向いています。

メニュー冷凍方法解凍するときのポイント
野菜スティックやわらかく加熱し、1回分ずつ保存水分を少し加えて加熱する
野菜おやき焼いたあと、1個ずつ冷凍途中で裏返して中心まで温める
軟飯のおやき薄く成形して焼き、個別に冷凍水分を補いながら加熱する
小さなハンバーグ中まで焼いてから冷凍厚みがあるものは加熱ムラに注意
パンケーキ小さく焼き、1枚ずつ包む加熱後のパサつきを確認する
食パン食べやすい大きさにして密封子どもに合うやわらかさにする

野菜スティック

にんじん、大根、さつまいもなどを、赤ちゃんが歯ぐきでつぶせる程度までやわらかく加熱します。

スティック状に切ってから加熱する方法と、大きめに加熱してから切る方法があります。崩れやすい食材は、加熱後に切ると形を整えやすいでしょう。

冷凍後は水分が抜けて硬くなることがあるため、再加熱後に指でつぶせるか確認してから与えます。

野菜おやき

かぼちゃやさつまいもなどをつぶし、刻んだ野菜や片栗粉を加えて、小さく薄く焼きます。

食材の水分量によってまとまり方が変わるため、片栗粉は少量ずつ加えましょう。厚くすると中心が温まりにくいため、冷凍用は薄めに作るのがおすすめです。

軟飯のおやき

軟飯に、やわらかく加熱して細かくした野菜や魚を混ぜ、食べやすい大きさに焼きます。

主食とおかずを一緒に食べられるため、忙しい朝にも使いやすいメニューです。塩分が多くならないよう、しらすやツナなどを使う場合は、子どもの月齢に合った商品や調理方法を選びましょう。

鶏肉と豆腐のハンバーグ

鶏ひき肉に、つぶした豆腐、加熱して細かく刻んだ野菜、片栗粉を混ぜ、小さく成形して中まで焼きます。

豆腐は単体で冷凍すると食感が変わりやすいものの、ひき肉と混ぜたハンバーグなら使いやすくなります。初めて食べる食材をまとめて混ぜるのは避け、食べ慣れた材料で作りましょう。

小さなパンケーキ

子どもが食べ慣れている小麦粉や米粉、卵、牛乳または育児用ミルクなどを使い、小さく薄く焼きます。

小麦、卵、乳などのアレルギーに関わる食材を含むため、初めて与える食材がある場合は作り置きせず、少量から様子を見てください。

冷凍に向かない食材・食感が変わりやすい食材

冷凍できないわけではありませんが、解凍後に食感が変わり、手づかみ食べに使いにくくなる食材もあります。

食材冷凍後に起こりやすい変化使う場合の工夫
豆腐スポンジ状になりやすいハンバーグやおやきに混ぜる
じゃがいもぼそぼそしやすいなめらかにつぶしてから冷凍する
ゆで卵の白身ゴムのように硬くなりやすい冷凍せず、その都度調理する
きゅうり・レタス水分が抜けて食感が変わる生のまま冷凍しない
水分の多い果物解凍後にやわらかく崩れやすい加熱メニューに混ぜるか、その都度用意する

冷凍前は食べやすい硬さでも、解凍後に水分が抜けて硬くなる場合があります。「冷凍できる食材か」だけでなく、再加熱後も子どもが安全に食べられる硬さかを確認しましょう。

作り置きは3種類くらいから始めると続けやすい

冷凍ストックを始めるときに、1週間分の献立をすべて作ろうとすると負担が大きくなります。

まずは次の3種類程度から始めると、無理なく使い回せます。

主食:軟飯のおやき、食パンなど
主菜:小さなハンバーグ、魚入りおやきなど
副菜:やわらかい野菜スティック

冷凍ストックだけで1食を完成させる必要はありません。ヨーグルト、バナナ、ベビーフード、スープなど、その日に用意しやすいものを組み合わせましょう。

1週間の使い方例

場面組み合わせ例
忙しい朝軟飯おやき+野菜スティック+果物
昼食パンケーキ+小さなハンバーグ+スープ
夕食家族の食事から取り分け+冷凍しておいた野菜
作れなかった日市販の手づかみ食べ+冷凍ストック1品

食べる量や栄養バランスは子どもの発達やその日の食事全体によって変わるため、表はあくまで組み合わせ方の一例です。

冷凍ストックにあると便利なもの

手づかみ食べの作り置きには、特別な道具をそろえなくても、家庭にあるラップや保存袋を使えます。

頻繁に冷凍するなら、次のような道具があると管理しやすくなります。

ふた付きのフリージングトレー
冷凍対応の小さな保存容器
フリーザーバッグ
食材名と日付を書くラベル
電子レンジ対応の小皿や保存容器

おやきやハンバーグは平らに並べて冷凍するため、必ずしもトレーは必要ありません。スープやペーストも一緒に冷凍したい場合は、小分けできるフリージングトレーが便利です。

商品リンク設置候補:Amazon・楽天の「離乳食用フリージングトレー」への商品リンクを1か所設置。特定商品を実際に使用していない場合は、「おすすめ」「愛用品」ではなく「商品を探す」という表現にする。

冷凍しても手づかみ食べをしないときは?

作り置きを用意しても、子どもが手づかみしなかったり、投げたりすることがあります。

手づかみ食べをしない理由は、食材の硬さや大きさが合わない、手が汚れる感触を嫌がる、お腹が空いていないなど、さまざまです。冷凍した食材は水分が抜けて食感が変わることもあるため、まずは再加熱後の硬さを確認してみましょう。

無理に手で持たせる必要はありません。目の前に置いて様子を見たり、大人が食べる姿を見せたりしながら、子どものペースで進めてください。

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手づかみ食べを作り置きするときの注意点

子どもに合った硬さと大きさにする

9~11か月頃の離乳食は、歯ぐきでつぶせるバナナ程度の硬さがひとつの目安です。ただし、発達には個人差があるため、普段食べている離乳食の形状に合わせます。

解凍後は食材の水分が抜け、作った直後より硬くなることがあります。食べさせる前に大人の指でつぶし、必要に応じて水分を加えて調整しましょう。

食事中は子どもから目を離さない

手づかみ食べでは、子どもが一度にたくさん口へ詰め込むことがあります。座った姿勢で食べさせ、食事中は目を離さないようにしましょう。

硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには与えません。ミニトマトやぶどうなどの丸くてつるっとした食品は、丸ごとではなく4等分するなど、窒息を防ぐ形にします。

初めての食材を作り置きに混ぜない

初めて食べる食材を複数混ぜてしまうと、体調に変化があったときに原因を判断しにくくなります。

冷凍ストックは、すでに食べたことがあり、問題なく食べられている食材を中心に作ると安心です。

1歳未満にはちみつを使わない

はちみつは加熱や冷凍をしても、1歳未満の赤ちゃんには与えられません。パンケーキやおやきの甘みを加えたい場合も、はちみつは使用しないでください。

手づかみ食べの冷凍・作り置きに関するよくある質問

手づかみ食べは何日くらい冷凍できますか?

家庭で作った離乳食は、冷凍後1週間を目安に使い切りましょう。冷凍日を書き、古いものから使用します。保存状態に不安がある場合は、期間内でも食べさせないでください。

冷凍したおやきは自然解凍できますか?

家庭で作った離乳食の自然解凍は避け、電子レンジやフライパンなどで中心まで十分に再加熱してください。市販品は、パッケージに記載された調理方法に従います。

冷蔵で作り置きしても大丈夫ですか?

離乳食はその都度作るのが基本です。すぐに食べないものは、冷蔵庫で数日置くよりも、調理後に1回分ずつ冷凍して早めに使い切る方が管理しやすいでしょう。

解凍したものをもう一度冷凍できますか?

一度解凍したものは再冷凍しません。必要な分だけ取り出し、再加熱後の食べ残しも処分しましょう。

冷凍するとパサパサになるときはどうすればいいですか?

少量の水やだしを加え、ラップやふたをして加熱すると水分を補えます。加熱しすぎでも硬くなるため、短時間ずつ様子を見ながら温めてください。

毎週作り置きするのが大変です

主食・主菜・副菜を1種類ずつ用意するだけでも、毎食の負担を減らせます。足りない分は市販品や家族の食事からの取り分けを利用し、すべてを手作りしようとしないことも大切です。

まとめ

手づかみ食べは、おやきや小さなハンバーグ、やわらかい野菜などを1回分ずつ冷凍しておくと、毎食の準備が楽になります。

冷凍するときは、次のポイントを守りましょう。

手や調理器具を清潔にする
食材を中心まで十分に加熱する
1回分ずつ小分けして冷凍する
冷凍日を書き、1週間を目安に使い切る
自然解凍せず、食べる前に十分再加熱する
解凍したものや食べ残しは再冷凍しない

最初からたくさんの種類を作る必要はありません。よく食べるメニューを2~3種類だけストックし、市販品や取り分けも組み合わせながら続けてみてください。

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