新生児のおむつはいつまで使う?サイズアップやタイプ別まとめ

子育て

新生児の赤ちゃんがずっと身に付ける紙おむつ。肌に直接身につけるものだから、赤ちゃんにとって快適なものを選んであげたいですね。ですが、はじめておむつを購入する場合、どんな商品を選べばいいのか悩みますし、わからないママパパも多いはず。

今回は、新生児におすすめのおむつやいつまで使えるか、サイズアップのタイミングなどのおすすめポイントをまとめてみました。ぜひおむつ選びの参考にしてくださいね。

赤ちゃんのおむつにはどんな種類があるの?

赤ちゃんのおむつにはいくつかの種類があります。新生児の身長や体重に合わせてサイズを選んでおくのがいいでしょう。一般的な体重はこちらになります。

男の子の新生児 3.04kg(3000g前後)
女の子の新生児 2.96kg(3000g前後)

ただ、こちらは平均の目安になります。1kg前後で産まれる新生児の赤ちゃんも入れば、4kgを超える大きな赤ちゃんもいます。

使い捨ておむつ

使い捨ておむつは、主には紙でつくられているものが多く、使い捨て可能なタイプで、一度使用したら捨てることができます。使い捨ておむつは吸収性が高く、快適なフィット感を提供し、多くの場合、乾燥させる必要がないため、便利です。また、うんちやおしっこで汚れてもそのまま捨てることができるため、洗濯の手間もありません。1日に10回以上交換する必要もあるおむつなので、使い捨てで手間が省けるのは嬉しいポイントですね。

使い捨ておむつには、新生児用、幼児の赤ちゃん用、吸水がたっぷりとできる夜用タイプなど、さまざまなサイズや吸収力タイプがあります。また、通気性や柔軟性などの特性も異なります。使い捨ておむつには、次のようなブランドがあります。

花王 メリーズ
P&G パンパース
ユニ・チャーム ムーニー
大王製紙 グ〜ン
王子ネピア ホワイト

新生児用のおむつはいつまで使える?

赤ちゃんのおむつ

新生児用のおむつの使用期間は、赤ちゃんの成長や体重によって異なりますが、通常は生後数週間から数ヶ月間です。新生児用のおむつは、赤ちゃんの小さな体に合わせて作られており、通常は体重が約2.5kg〜5kgの赤ちゃん向けに設計されているものが多いです。小さすぎたり、大きすぎたりしないよう、適切な大きさのものを買いましょう。

しかし、個々の赤ちゃんの成長によって異なるため、新生児用のおむつを使う期間も異なります。赤ちゃんが体重や体型が大きくなり、新生児用のおむつがきつくなったり、漏れるようになったりした場合は、サイズアップが必要です。目安としては、おむつを履いた時にピッタリとしてきた、おむつの上の位置からおへそが出てしまうようになった、お腹周りがキツくなったなどをチェックしておくといいでしょう。

一般的に、新生児用のおむつを使う期間は生後数週間から数ヶ月間であり、その後は成長に合わせてサイズアップしていきます。

新生児のおむつのサイズアップのタイミングは?

体重だけで判断できるのか

体重以外にも、赤ちゃんの太ももや腰回りのフィット感など複数の要因をチェックする必要があります。体重だけで判断するのは危険です。体重が5kgを超えていても、赤ちゃんの体格によっては、新生児用おむつがまだ小さすぎる場合があります。

逆に、体重が5kgに達していない場合でも、赤ちゃんの体格によっては、新生児用おむつがちょうど良いサイズかもしれません。 新生児用おむつが小さすぎる場合、おむつの跡が皮膚に残ったり、背中や足元から漏れてしまうことがあります。

また、おむつが大きすぎる場合、赤ちゃんが動きにくくなったり、おむつがずれてしまうことがあります。そのため、体重だけでなく、赤ちゃんの太ももや腰回りのフィット感、おむつの締め付け具合などを総合的に判断して、適切なサイズのおむつを選びましょう。

もし大きめのサイズが手元にある場合は、まずは一度試して見ることがおすすめです。

迷ったらどうする?

サイズで迷った場合は、各メーカーのサイズチャートや口コミを参考にすると良いでしょう。サイズチャートには、体重や身長、月齢ごとの推奨サイズが記載されています。

また、実際に使用した方の口コミも参考になります。口コミサイトやSNSで、同じような体格の赤ちゃんが使っているおむつのサイズや感想などを調べてみましょう。

それでも判断が難しい場合は、信頼できるベビー用品専門店や小児科医に相談してみるのも良いでしょう。

サイズアップのサインとポイント

おむつの跡が皮膚に残る

おむつの跡が皮膚に残る場合、おむつのサイズが小さい証拠です。お腹周りにゴムの跡が付いていたり、足の部分に食い込んでいないか確認をしましょう。こういった場合は、すぐにサイズアップを検討しましょう。

おむつの跡が皮膚に残るのは、おむつが小さすぎて、赤ちゃんの体に締め付けられているためです。おむつが小さすぎると、赤ちゃんの皮膚が圧迫され、血行が悪くなる可能性があります。

また、おむつの跡が長時間残ると、おむつかぶれの原因になることもあります。 もし、おむつの跡が皮膚に残ることがあれば、すぐにサイズアップを検討しましょう。サイズアップしても、おむつの跡が消えない場合は、おむつの素材や締め付け具合を見直す必要があるかもしれません。

背中や足元からの漏れ

背中漏れや足元からの漏れは、おむつが赤ちゃんの体に合っていない可能性が高いです。背中漏れや足元からの漏れは、おむつが小さすぎるか、おむつの締め付けが緩すぎるかのどちらかです。おむつが小さすぎる場合は、サイズアップが必要です。おむつの締め付けが緩すぎる場合は、おむつのテープをしっかりと締め直すか、サイズアップを検討する必要があります。 背中漏れや足元からの漏れは、赤ちゃんの肌を汚したり、おむつかぶれの原因になることもあります。そのため、漏れが発生したら、すぐに対応することが大切です。

おむつのテープが正しく締められない

おむつのテープ位置が異常に緩かったり締めすぎたりする場合もサイズアップのサインです。おむつのテープが正しく締められない場合は、おむつのサイズが合っていない可能性があります。おむつが小さすぎる場合は、テープが締めにくく、おむつがずれてしまうことがあります。逆に、おむつが大きすぎる場合は、テープが緩んでしまい、おむつがずれてしまうことがあります。 おむつのテープが正しく締められない場合は、サイズアップを検討しましょう。サイズアップしても、テープが正しく締められない場合は、おむつの素材や締め付け具合を見直す必要があるかもしれません。

テープタイプからパンツタイプへの切り替えのタイミングはいつがおすすめ?

赤ちゃん用のオムツ

テープタイプのおむつからパンツタイプのおむつへの切り替えのタイミングは、赤ちゃんの個々の発達や状況によって異なります。一般的には次のような時期がおすすめされます。

つかまり立ちや歩き始め

赤ちゃんがハイハイやつかまり立ち、歩き始めたりして、移動能力が向上してきたと感じる時期が、パンツタイプへの切り替えのタイミングとして適しています。パンツタイプのおむつは、赤ちゃんが立ち上がったり動き回ったりする際に、より快適で便利です。

おむつ替えの難しさ

テープタイプのおむつを着用した赤ちゃんが、おむつ替えをする際に動くことを嫌がるようになった場合、パンツタイプへの切り替えを検討すると良いでしょう。パンツタイプのおむつは、赤ちゃんが立ったままおむつを履かせやすく、おむつ替えがよりスムーズになります。

トイレトレーニングの開始

トイレトレーニングを始める時期にも、パンツタイプのおむつへの切り替えが適しています。パンツタイプのおむつは、トイレトレーニングの一環として赤ちゃんに積極的に関与させるのに役立ちます。

体が大きくなって体重が増えたり身長が伸びた場合

赤ちゃんの体重や体型が増加し、テープタイプのおむつのサイズが小さくなり、赤ちゃんの動きや活動量に合わなくなった場合、パンツタイプへの切り替えを検討すると良いでしょう。新生児用のおむつが小さくなった後は、幼児用のものを使用します。

これらの要因を考慮しながら、赤ちゃんの個性や状況に合わせて、適切なタイミングでテープタイプからパンツタイプへの切り替えを行うことが重要です。

ぐっすり眠るのに便利な夜用おむつも

赤ちゃんにおすすめの夜用のおむつがあります。夜用のおむつは通常、より高い吸収力を持ち、赤ちゃんが夜間に快適に眠ることができるように設計されています。夜間はおむつを交換する機会が少ないため、より長時間漏れを防ぐために、夜用のおむつには追加の吸収材料や特殊なデザインが含まれることがあります。

夜用のおむつは通常、製造元によって「夜用」と明示されています。これらのおむつは、通常のおむつよりも大きなサイズや吸収力が高いものとなっていますので、赤ちゃんが夜によく眠るために、快適で安心感のあるおむつになっています。

夜用のおむつは、赤ちゃんの体型や好みに合わせてさまざまな種類が提供されています。吸収力や快適さ、価格などを考慮して、赤ちゃんに最適な夜用のおむつを選ぶことが重要です。

おすすめの新生児用おむつ

パンパース さらさらケア

赤ちゃんの肌に優しい素材で作られたパンパースさらさらケアは、多くのママから支持されています。パンパースさらさらケアは、赤ちゃんの肌に優しい素材で作られており、通気性も抜群です。また、おむつの表面に採用された独自の「さらさらシート」が、赤ちゃんの肌をドライに保ちます。 パンパースさらさらケアは、多くのママから支持されている人気のおむつです。

ムーニー エアフィット

フィット感抜群のムーニー エアフィットは、背中漏れ防止にも優れた設計です。ムーニーエアフィットは、赤ちゃんの体にぴったりとフィットする設計で、背中漏れを防ぎます。また、通気性が良く、ムレにくいのも特徴です。 ムーニーエアフィットは、動き回る赤ちゃんにも安心してお使いいただけます。

メリーズファーストプレミアム

デリケートな赤ちゃんの肌にも安心の、メリーズファーストプレミアムはおすすめです。メリーズファーストプレミアムは、赤ちゃんのデリケートな肌に優しい素材で作られています。また、おむつの表面に採用された「エアスルーシート」が、赤ちゃんの肌を快適に保ちます。 メリーズファーストプレミアムは、敏感肌の赤ちゃんにもおすすめです。

グーン はぐはぐフィット

おむつの中でも軽さが特徴のグーンはぐはぐフィットは動きやすさ重視の赤ちゃんにぴったりです。グーンはぐはぐフィットは、おむつの中でも軽量で、赤ちゃんの動きを妨げません。また、通気性が良く、ムレにくいのも特徴です。 グーンはぐはぐフィットは、活発な赤ちゃんにもおすすめです。

おむつ卒業は焦らなくて大丈夫!

赤ちゃんのおむつ卒業は、個々の赤ちゃんの成長や発達のペースに合わせて行う必要がありますので、全く焦る必要はありません!焦らずに、赤ちゃんが準備ができていると感じる時に卒業することが重要です。

おむつを使う期間は、個々の赤ちゃんによって異なります。一部の赤ちゃんは早い時期にトイレトレーニングを始めることができますが、他の赤ちゃんはそれに時間がかかる場合もあります。焦らずに、赤ちゃんのサインやペースに注意を払いながら、様子を見ていきましょう。

焦らずに、赤ちゃんと一緒に成長していくプロセスを楽しんでください!

関連記事はこちら
人気記事はこちら
タイトルとURLをコピーしました